岡村 隆史(おかむら たかし、1970年〈昭和45年〉7月3日 - )は、日本のお笑いタレント、司会者、俳優、ラジオパーソナリティ、お笑いコンビ・ナインティナインのボケ、ネタ製作担当である。相方は矢部浩之。 大阪府大阪市東淀川区出身。吉本興業(東京本社)所属。吉本総合芸能学院(NSC)の第9期生。 44キロバイト (6,166 語) - 2020年5月15日 (金) 00:55 |
ナインティナイン・岡村隆史(49)のラジオ発言が、いまだに物議を醸している。
4月23日放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、岡村は「コロナ明けたら、なかなかのかわいい人が短期間ですけれども、美人さんがお嬢(風俗嬢)やります」、「短期間でお金を稼がないと苦しいですから。3か月の間、集中的にかわいいコがそういうところでパッと働いてパッとやめます」と持論を展開。
この発言が、新型コロナウイルスの影響で「お金に困った女性が風俗に行かざるを得ない状況を待ち望んでいる」と捉えられてしまい、SNSを中心に大炎上したのだ。
4月27日、ニッポン放送は『オールナイトニッポン』公式サイトで岡村の発言について、謝罪コメントを発表。
29日には岡村の所属事務所もサイト上で謝罪。30日の放送では、冒頭で岡村が謝罪。リスナーやほかの芸人らからも叱られたことを明かした。
番組開始から約40分後には突然、相方の矢部浩之(48)が乱入。矢部は「公開説教しようと、今日は」と切り出し、その後も岡村について「敵として見てんねんやと、女性を。まあコンプレックスあるしな」と指摘し、「天然やし、あと逃げ癖がある」と、岡村の悪いところを徹底的に話し続けた。
■紅白司会は絶望的か?
翌週の5月7日の放送にも矢部は登場。「不快に思われた方。本当に申し訳ありません。生の電波です。しゃべったことがテレビ、電波で耳に入って不快感、違和感を覚える人がいるかも知れないから先に謝らせていただきます」と、相方の発言を謝罪した。
「矢部の登場で、岡村の発言は少し沈静化をみせていますが、いまだに岡村を非難する声は少なくありません。炎上発言から数日後、記者から岡村の発言について意見を求められた橋本聖子女性活躍担当相は、岡村を直接咎めることはありませんでしたが、“そうした発言がなされないような取り組みをしっかりやっていかないといけない”とも言っていますからね」(芸能記者)
岡村はNHKで、『チコちゃんに叱られる!』や大河ドラマ『麒麟がくる』に出演中だ。今後の放送予定に変更はないが、NHK広報部は4月29日、サンケイスポーツの取材に対し、「視聴者のみなさまから厳しい意見や問い合わせが多数寄せられている。番組担当者から所属事務所に対し、そのことを遺憾の意とともにお伝えした」とコメントした。
「ネットでは女性軽視発言をした岡村を『チコちゃん』から降板させる署名活動まで発生しました。岡村は『チコちゃん』と『麒麟がくる』に出演していこともあり、今年の『NHK紅白歌合戦』の総合司会に抜擢されるのではないかと期待も寄せられていました。ただ、今回の発言で紅白司会への道は遠ざかってしまったのではないでしょうか」(前出の芸能記者)
岡村の問題発言後となる5月8日には通常通り『チコちゃん』が放送されたが、新型コロナウイルスの影響を受け、画面には「2020年2月27日に収録しました」とテロップが出たため、問題発言以前に収録されたことが明らかになった。
2020.05.12 07:30 公開
https://taishu.jp/articles/-/74937